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| 鍛造機部品材質変更による寿命延長 
 
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| (1) 7-1/2 アプセッター(1500t) ヘディングスライドライナーの変更
 ヘディングサイドライナーの変更
 
 
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| 従来 | 変更後 |  
| LBC−3 | DZ400(道前工業工業株式会社製) |  
| 1. | 横型据え込み |  
| 2. | クランク駆動 |  
| 3. | ベットライナーにかかる荷重方向 垂直 |  
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| 4. | 潤滑方法  強制給油方式 |  
| 変更前の問題点 |  
| 1. | 従来材質については使用後約6ヶ月で0.7以上の磨耗が見られた。 |  
| 2. | ライナーが磨耗する事により、型調整(製品精度維持)時間が多くなる。 (莫大な時間とロスが発生する)
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| 3. | ライナー取替え周期が約8ヶ月と短い。 
 
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| DZ400採用後 |  
| 1. | DZ400使用後は、6ヶ月で0.2以下の磨耗である。 |  
| 2. | 型調整が殆どしなくなった。 |  
| 3. | ライナー磨耗は、16ヶ月使用しても0.5以内であり、飛躍的に寿命が 延びている。
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| 4. | ライナーの寿命が延びた為、補修費の大幅な圧縮につながっている。 |  | 
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| (2)2500t アプセッター 横型据え込み
 クランク駆動
 
 
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| プルロット下部メタルの材質変更 | 
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| 従来 | 変更後 |  
| ALBC-3 | DZ400 |  
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| プルロットとは。製品据え込み時上型と下型に圧力をかけて固定する部品である。 |  
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| 潤滑方法          グリース給脂方法 |  
| 変更前の問題点 |  
| 1. | メタルの磨耗が早い。高荷重に耐えられない。1年で約2mm以上磨耗する。 |  
| 2. | メタル磨耗が大きいと偏心軸を動かすのに大変な重作業となる。 |  
| 3. | 製品精度のばらつきが大きい。型受けライナーの磨耗が激しい。 |  
| 4. | メタル取替え周期約4年 |  
| DZ400採用後 |  
| 1. | メタルの磨耗が少ない。 |  
| 2. | 偏心軸調整が軽く、軽作業となる。 |  
| 3. | メタル取替え周期延長となる。 |  | 
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| (3)8000t FP スクリュー型縦型プレス
 ラムガイドの材質変更
 
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| 従来 | 変更後 |  
| LBC−3 | DZ400 |  
| 給油方法             強制給油 |  
| 変更前の問題点 |  
| 1. | 磨耗が早い。 |  
| 2. | 磨耗するとラムがひねり、製品横ずれが多発する。 |  
| 3. | 調整回数が多くなる。 |  
| 4. | 調整に時間がかかる。(約1週間) |  
| DZ400採用後 |  
| 1. | 磨耗が少なく、製品精度が安定する。 |  
| 2. | 調整回数が減る。 |  
| 3. | 製品横ずれが激減する。 |  | 
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